アスベスト検査は本当に大事です

働き方改革により、人々の働き方は50年前の日本と比較してもすっかり様変わりしています。特に高度成長期は猛烈社員といわれる人も多く、昼夜を問わず働きまくり、過重労働もひどいものでした。これを取り締まることは決してなく、馬車馬のように働く人がほとんどで、日本の高度成長期を下支えしたといっても過言ではありません。もちろん職場環境に関しても、労働基準法で厳しい定めもなく、たばこを吸うのは当たり前で危険な事故や健康被害があってもお構いなしの状態であったのです。

中でも建築現場は劣悪そのものといっても過言ではありません。安全帯やヘルメットもなしで高所作業を強いたり、安全管理責任者なども不在でいつ大事故や死亡事件が起こってもおかしくありませんでした。中でも建築現場で使われていたアスベストは、重大に健康被害をもたらすものでありいまだにそれに苦しまされている人がいるのも事実です。アスベストは鉱物でできた石綿であり、軽量で断熱性や電気絶縁性、抗酸性や抗アルカリ性で使い勝手もよく高度成長期ではほとんどの建築現場で用いられていたのです。

ところが繊細で微罪な繊維質の石綿であることから、すぐに人間が吸い込んでしまう性質があって中皮腫や肺がんをもたらしてしまう危険なものでもありました。そこでアスベスト検査が現代では義務化されるようになったのです。検査は最近では非常に簡単な方法で行うことができます。検体を採取して郵送で送ると、偏光顕微鏡による検査でその結果は一週間以内に受け取ることができるのです。

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